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「逢いたいねー」は、噓になることも


                                                  

「お別れは、悲しいから風のようにふわっと消えてく別れ方が心地よいなーと」最近思うようになったと2018年5月に話してくれた彼女・・・2022年12月末に次の星へと旅立ちました。


彼女とは2018年5月鳥取県にある大山寺の傍で、アメリカ人師匠が10人の欧米人と共に来日し、朝から晩までセラピー漬けの合宿が初めて出会い。参加者のほとんどが宿坊に宿泊を選んだが高料金のため、ゲストハウスを選んだ私。宿に着いたら「お連れ様が先に到着されてますよ」とドミトリーの鍵を渡され「はじめまして」の自己紹介から1週間の共同生活がスタート。

彼女は、自分のルーツを知るために沖縄へと移住して半年「2年も住めばどうにかなると」サラッと言った時「すごい自信のある子だなぁー」と思ったことを思い出しました。確かに、2年後には結婚してセラピスト兼、首里城の隣にある玉陵にも携わる植木園芸のスペシャリストにもなっていて、トントントンと階段を簡単に駆け上がる様子は、私にとって羨ましいキラキラな存在だった。


ある時「枇杷の葉送ってくれる?」と。同じ送るならと自生してる枇杷の葉を傍にある清水の湧き水で洗って送った。受け取ったと連絡の際「ちなみに何に使うの?」と聴いてはじめて「治療」と知りました。

それからちょこちょこLINEしては「逢いに行きたいわー」「会いたいねー」のやり取りをしながら「生命の贈り物」という本がいいと10年くらい前に沖縄の人に教えてもらったんだと紹介した。しばらくして、その本が彼女の手元に届いたらしく、まさか知り合いじゃーないよねーと言ってたら同じ人だったり。またまた共通することがあって、不思議なご縁を感じさせてもらいました。


11月彼女の誕生日のメッセージで現在大阪で在宅療養中と知り、12月神戸での勉強会に参加するから「調子がいい日が続いたら逢いに行くねー」と返信していたが、直前に濃厚接触者になってしまい、ごめんねーとLINEしてから2週間後。風のようにふわっと消えてしまいました。

会う約束をして、当たり前のように約束時間に逢えるのって本当は奇跡で凄いことなんだと改めて教えてもらいました。セラピーに来て下さる方へ、保健室のような安心安全な場所を持つと決めました。「逢いたいねー」と言ってる間柄の人がいたら、是非逢いに行きましょ。自己満足で誰からも理解されなくてもいい。その経験は、どこかで滋養になるはずだよねー。まりちん、ありがとう、次の星ではたくさん遊ぼうね。






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